【入国不可】パスポートの残存期間とは?有効期限がギリギリだと危険!

当サイトは記事広告・アフィリエイトによる収益を得ております
  • パスポートの残存期間ってなに?
  • 有効期限が短いと入国できないって本当?
  • パスポートの残存期間はどのぐらい必要?

本記事では、こんな疑問や不安にお答えしていきます。

悩む人

パスポートの期限が切れていなくても入国できないことがあるって本当ですか……?

Kodai

本当です!有効期限がギリギリのパスポートでは海外に行けないこともあるので要注意!

今回は、みなさんが意外と見落としがちな「パスポートの残存期間」についてお伝えします。

結論から言うと、有効期限ギリギリのパスポートだと入国できない可能性があるので気をつけた方がよいです。

本記事では「パスポートの残存期間とは何か?」から「入国に必要な残存期間の国別一覧」までご紹介!

これから海外に行こうと考えている人は気をつけないと大変なことになるので、最後までご覧ください!

本記事を書いた人

Kodai

旅好きブロガー
海外8カ国に渡航経験あり
一人旅が大好き


出発当日に並ぶ必要なし!海外Wi-Fi

海外用のレンタルWi-Fiって、出発前に空港カウンターに並んで手続きするのって結構面倒ですよね…。

でも「WiFiBOX」なら、出発当日に空港にある貸出機から引き抜くだけで簡単レンタルできます。

レンタル価格も1日300円からと業界最安級価格!

出発当日でもWEB予約可能なので、海外に行く方は下記から詳細をチェックしてみてくださいね!

目次

パスポートの残存期間とは?

みなさんはパスポートには残存期間(残存有効期間)というものがあるのをご存知ですか?

パスポートには有効期限がありますが、その期限が切れるまでの期間のことを「残存期間」といいます。

例えば、有効期限が2024年10月1日に切れるとき、今が2024年4月1日の場合は、そのパスポートの残存期間は「6ヶ月」となります。

残存期間が足りないとどうなる?

結論からいうと、パスポートの残存期間が足りないと入国できないことがあります。

海外に行くときは、パスポートの有効期限ではなく、この「残存期間」に気をつけなければなりません。

なぜ、残存期間が足りないと入国できない?

入国に一定のパスポートの残存期間が必要なのには、いくつかの理由があると言われています。

パスポートの残存期間が必要な理由
  • 不法滞在を防ぐため
  • 不測の事態でも対応しやすいから
  • 国際的な規則で決まっているから

① 不法滞在を防ぐため

多くの国では、入国者が予定の滞在期間を超えて滞在(不法滞在)しないことを防ぐために、入国時に一定の残存期間を要求していると言われています。

残存期限が多い方が、いざというときに別の国に出国させやすくなるからですね。

② 不測の事態でも対応しやすいから

入国者が病気になったり、その他の予期せぬ事態によって帰国が遅れる場合、有効なパスポートがあれば、そのような方の出国を処理しやすくなります。

有効期限が近いパスポートを持っていると、こうした状況での対応が難しくなる可能性があるのです。

③ 国際的な規則で決まっているから

多くの国は互いに入国に関する規則を調整しています。

パスポートの残存期間の要件は、これらの国際的な合意の一部として設定されていると言われています。

必要なパスポート残存期間【国別一覧】

必要なパスポートの残存期間は国ごとに異なります。

そもそも残存期間が足りないと、空港に着いたのに飛行機に乗れなかった…なんてことになってしまいます。

そうならないためにも、本記事で紹介する国別の残存期間一覧を必ず確認してくださいね。

(※2023年11月時点での情報です)

東アジア地域

国名必要な残存期間
中国 🇨🇳入国時6ヶ月以上
台湾 🇹🇼入国時6ヶ月以上
香港 🇭🇰入国時1ヶ月以上
マカオ 🇲🇴入国時90日+滞在日数以上
韓国 🇰🇷入国時6ヶ月以上

東南アジア・南アジア地域

国名必要な残存期間
タイ🇹🇭入国時6ヶ月以上
シンガポール 🇸🇬入国時6ヶ月以上
ベトナム 🇻🇳入国時6ヶ月以上
マレーシア 🇲🇾入国時6ヶ月以上
フィリピン 🇵🇭入国時6ヶ月+滞在日数以上
インドネシア 🇮🇩入国時6ヶ月以上
カンボジア 🇰🇭入国時6ヶ月以上
インド 🇮🇳入国時6ヶ月以上

ヨーロッパ地域

国名必要な残存期間
イギリス 🇬🇧帰国時まで有効なもの
フランス 🇫🇷シェンゲン協定加盟国を出国時3ヵ月以上
イタリア 🇮🇹シェンゲン協定加盟国を出国時90日以上
スペイン 🇪🇸シェンゲン協定加盟国を出国時3ヵ月以上
オランダ 🇳🇱オランダ出国時3ヵ月以上
ドイツ 🇩🇪シェンゲン協定加盟国を出国時3ヵ月以上
ノルウェー 🇳🇴シェンゲン協定加盟国を出国時3ヵ月以上
スウェーデン 🇸🇪シェンゲン協定加盟国を出国時3ヵ月以上
フィンランド 🇫🇮シェンゲン協定加盟国を出国時3ヵ月以上
ギリシャ 🇬🇷入国時3ヶ月+滞在日数以上
アイルランド 🇮🇪入国時6ヶ月+滞在日数以上
ロシア 🇷🇺出国時6ヵ月以上

北アメリカ地域

国名必要な残存期間
アメリカ 🇺🇸帰国時まで有効なもの
カナダ 🇨🇦カナダ出国時+1日以上
メキシコ 🇲🇽帰国時まで有効なもの
キューバ 🇨🇺入国時3ヶ月以上
ジャマイカ 🇯🇲入国時6ヶ月以上

南アメリカ地域

国名必要な残存期間
ブラジル 🇧🇷査証申請時6ヶ月以上(※査証の取得が必須)
ペルー 🇵🇪入国時6ヶ月以上
アルゼンチン 🇦🇷入国時6ヶ月以上
ボリビア 🇧🇴入国時6ヶ月以上
コロンビア 🇨🇴入国時3ヶ月以上
チリ 🇨🇱帰国時まで有効なもの

オセアニア地域

国名必要な残存期間
オーストラリア 🇦🇺帰国時まで有効なもの
ニュージーランド 🇳🇿入国時3ヶ月+滞在日数以上
グアム 🇬🇺帰国時まで有効なもの(入国時45日以上が望ましい)
フィジー 🇫🇯入国時6ヶ月以上
ニューカレドニア 🇳🇨入国時3ヶ月+滞在日数以上

中東地域

国名必要な残存期間
トルコ 🇹🇷入国時150日以上
サウジアラビア 🇸🇦入国時6ヶ月以上
アラブ首長国連邦 🇦🇪入国時6ヶ月以上
ヨルダン 🇯🇴入国時6ヶ月以上
レバノン 🇱🇧入国時1年以上

アフリカ地域

国名必要な残存期間
エジプト 🇪🇬入国時6ヶ月以上
ケニア 🇰🇪入国時6ヶ月以上
モロッコ 🇲🇦帰国時まで有効なもの(入国時90日以上が望ましい)
ナミビア 🇳🇦入国時6ヶ月以上
南アフリカ共和国 🇿🇦入国時30日+滞在日数以上
タンザニア 🇹🇿査証申請時6ヶ月以上(※査証の取得が必須)
エチオピア 🇪🇹入国時6ヶ月+滞在日数以上

残存期間が足りないことに気づいたら?

パスポートの残存期間が足りないことに気づいたらどうしたらよいでしょうか?

出国まで1週間以内なら延期またはキャンセル

出国まで1週間以内に迫っているときに残存期間が足りないことに気づいた場合は、残念ながらその渡航は延期、またはキャンセルするしかありません…。

なぜなら、パスポートの更新にはどの自治体でも最低1週間ほどはかかるからです。

更新が渡航日に間に合わない場合は、気づいた段階ですぐに航空券やホテルの日程をキャンセル・変更しておきましょう。

知らなかったからと言って、入国を許してくれることはありませんので、間に合わなかったら諦めましょう。

出国まで時間の余裕があるならすぐに更新

残存期間が足りないことに気づいたら、すぐにパスポートを更新しましょう。!

パスポートの更新は基本的に住民登録をしている都道府県の申請窓口で行います。

パスポートの更新方法は、下記の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください!

その他の残存期間に関するQ&A

乗り継ぎの国の残存期間は必要?

乗り継ぎの国で入国をしなければ、残存期間は満たしている必要はありません!

例えば、乗り継ぎ便を待っている間に、空港内で過ごす場合は入国しないので「必要なし」です。

ただし、乗り継ぎの便が大幅に遅れるなどして、空港から出て一度入国したい場合は残存期間を満たす必要があります。

そのため、乗り継ぎする場合は、その国の残存期間も残しておいた方が確実に安心です。

海外滞在中に有効期限が切れそうなときは?

海外滞在中に有効期限が切れそうなときは、滞在中の国でパスポートを更新することもできます!

更新手続きは、滞在中の国にある日本大使館総領事館で行うことができます。

海外でパスポートを更新する方法
  1. 最寄りの在外公館に問い合わせる
  2. 必要書類を提出する
  3. 更新されるのを待つ

必要書類などは個人の事情等によって異なるので、まずは最寄りの在外公館に問い合わせましょう。

各国の在外公館は、外務省のこちらのサイトより確認できます。


ちなみに、パスポートの有効期限が切れてしまった場合や未成年者の場合は、日本の居住地の「戸籍謄本」が必要になります。

日本にいる家族や役所から郵送してもらわないといけません。

手間も時間もかかりものすごく面倒くさいので、パスポートは日本出国前に”かならず”更新しておきましょう。

残存期間が足りなくて焦った話

筆者が残存期間が足りず、渡航延期したインドネシア
Kodai

実は、筆者もパスポートの残存期間が足りなくて焦った過去があります。

出発3日前に残存期間切れに気づく

筆者は大学2年生のとき、インドネシアのバリ島に一人旅する計画を立ていました。

航空券も宿も押さえて準備バッチリ!だったのですが、出発3日前にパスポートの残存期間のことを知りました。

インドネシアに入国するためには、パスポートの残存期間が6ヶ月以上必要でした。

というか、パスポートの残存期間という概念自体をこのときに始めて知ったのです…。

航空券は延期、宿はキャンセルすることに

どうにかして入国できないか、いろいろ調べましたがやっぱり無理でした。

あきらめて、航空券を延期、宿を一旦キャンセルして、出発日を1週間ずらすことに。

航空券の日程変更の手数料で+3万円かかったので、初めからしっかり確認しておけばよかった…と後悔したのでした。

なんとか更新できて無事入国

パスポートの更新は6日ほどで終わり、ずらした出発日に間に合うことができました。

そして、何とかインドネシア旅行にも無事行くことができました。

3日前に気づいたからまだ良かったものの、家を出てから気づいていたら絶望だったな…とヒヤッとしました。

まとめ|残存期間には気をつけよう

本記事の内容をまとめると、以下の通りとなります!

  • 入国には一定のパスポート残存期間が必要
  • 残存期間不足で入国できないことがある
  • 更新には1週間かかるので早めにチェック

多くの国では、パスポートの有効期限が切れていなくても、残存期間が足りないと入国できないので気をつけましょう。

必要なパスポートの残存期間は国によって違うので、自分の行く国の残存期間を必ずチェック!

海外に行く前には、航空券やホテルの予約を取る前に必ず確認しておくようにしましょう。

悩んでいる人

残存期間について今気づけて良かったです…。ギリギリだったのでパスポート更新してきます。

Kodai

知らなかったでは済まされないこともあるので、海外に行くときは気をつけてくださいね!

出発当日に並ぶ必要なし!海外Wi-Fi

WiFiBOX」なら、出発当日に空港にある貸出機から引き抜くだけで簡単レンタル!

レンタル価格も1日300円からと業界最安級価格!

出発当日でもWEB予約可能なので、海外に行く方は下記から詳細をチェックしてみてくださいね!


【旅のち晴れ】では、お得に旅する方法や旅に役立つ情報を発信中!旅に興味がある人は、ぜひ、他の記事もチェックしてみてくださいね♪

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次