今度、海外に行くのでパスポートをつくりたいのですが、初めてでよく分かりません…。
今回はそんなお悩みを解決いたします!
- パスポートってどうやってつくるの?
- パスポートの申請には何が必要?
- パスポートができるまで何日かかる?
海外に行くには、パスポートは必ず持っていないといけません。
しかし、これから初めて海外に行く人は「パスポートの作り方が分からない」という方も多いと思います。
そこで今回は、初めてでも安心してパスポートが作れるように徹底解説いたします!
パスポート更新の手順
結論からお伝えすると、パスポートの作り方の流れは下記の通り。
申請には「一般旅券発給申請書」や「戸籍謄本」などの書類が必要になります。
必要書類が準備できたら各自治体の窓口で申請手続きを行います。
発行には数日かかるので、出来上がったら再度窓口に受け取りにいく必要があります。
それぞれ詳しく説明していきますね。
① 申請に必要な書類を用意する
まずはパスポートの更新に必要な書類を準備しましょう!
更新に必要な書類は下記の通りです。
パスポート更新に必要な書類
- 一般旅券発給申請書
- 戸籍謄本(1通)
- 証明写真(4.5×3.5cm)
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
一般旅券発給申請書は窓口でももらえますが、事前に準備しておくと窓口での手間が省けるのでオススメ!
発給申請書は外務省の「パスポート申請書ダウンロード」ホームページ にアクセスして、入力フォームに必要事項を入力するとPDF形式でダウンロードできます。
ちなみに「戸籍謄本」は、本籍地のある役所にいけば取得できます。
ただ、取得の際は、手数料、印鑑、請求者の本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)が必要になるので、忘れずに持って行きましょう!
都外では申請窓口も役所の場合が多いので、戸籍謄本の取得もパスポートの申請も一緒にやってしまうと手間が省けて楽ちんです!
また、パスポートに使用する証明写真は規格が厳しめで、撮り直しをお願いされたというケースも多いです。
下記の規格に注意して写真を撮りましょう。
パスポートの証明写真の規格
- サイズ
- 縦4.5cm×横3.5cm
- 顔・目の向き
- 正面向いてカメラを見ていること
- 撮影日
- 6ヶ月以内に撮影されたものであること
- 背景
- 白または無地の背景であること
- 装飾品
- 帽子やヘッドバンドなどは不可
外務省「旅券用提出写真についてのお知らせ(PDF」より引用
その他にも厳しい条件がいろいろとあるので、詳しくは外務省サイトのこちらのお知らせをご覧ください。
② 書類を持って申請窓口に向かう
書類が準備できたら、パスポートの申請窓口に向かいましょう。
申請窓口は全国各地にありますが、基本的にはパスポートセンター、または住民登録をしている自治体の窓口で申請します。
自分の窓口がどこか分からない人は、外務省のこちらのサイトから確認してみてくださいね。
申請書を家に忘れちゃったらどうすればいいですか……?
窓口で新しい申請書が貰えるので、家に忘れちゃっても大丈夫!
③ 後日受け取りに行く
基本的に即日でパスポートの発行はできません!
また後日、発行ができ次第、受け取りにくるようなかたちになります。
各窓口によって異なりますが、発行まではだいたい1週間ほどかかります。
最短で6日間程度で完了するそうですが、土日祝日などを挟むとそれ以上にかかることがあります。
パスポートを受け取る際には、収入印紙+手数料を支払う必要があるので現金で準備しておきましょう!
発行までどのくらいの日数がかかる?
パスポートの発行は即日不可で、基本的に1週間程度かかると思っていた方がよいです。
どんなに急いでも、どの自治体でも最短で6日間程度はかかります。
必ず旅行日から逆算して、早めに申請と受け取りを済ませておきましょう!
パスポートの申請はいつするべき?
パスポートの申請は、航空券やホテルの予約をする前に済ませておくとよいです。
なぜなら、海外行きの航空券や海外でのホテルを予約するときに、パスポートの情報が必要になることがあるからです。
海外に行くことが決まった段階で忘れないうちに申請しておきましょう。
パスポートの申請にかかる費用は?
パスポートの申請には、11,000~16,000円程度の費用がかかります。
出来上がったパスポートを受け取る際に支払いが必要です。
ちなみに支払いにクレジットカードなどは使えず、「現金のみ」です。
パスポートの申請にかかる費用(東京都の場合)
パスポート年数 | 手数料 | 収入印紙 | 合計 |
---|---|---|---|
10年間有効 | 2,000円 | 14,000円 | 16,000円 |
5年間有効(12歳以上) | 2,000円 | 9,000円 | 11,000円 |
5年間有効(12歳未満) | 2,000円 | 4,000円 | 6,000円 |
ちなみに「収入印紙」は窓口付近で買えるので、わざわざ準備しておかなくてOKです!
パスポートの年数はどうする?
パスポートを申請するときは、有効期限が5年間と10年間のものの2種類から選ぶことができます。
どっちにするべきかという問題ですが、結論からいうと基本的には18歳以上の人は「10年間」でOK!
なぜなら、単純に次の更新まで頻度が少なくて済むからです。(期限切れの度に何回も更新するのはめんどくさい…)
どちらも機能はほとんど変わりませんが、念のため、違いを簡単にまとめてみました!
パスポートの年数による違い
項目 | 10年パスポート | 5年パスポート |
---|---|---|
申請にかかる費用 | 16,000円 | 11,000円 |
パスポートの色 | 赤色 | 紺色 |
査証欄ページ数 | 48ページ | 32ページ |
申請可能な年齢 | 18歳未満✖️ | 何歳でも○ |
18歳未満(未成年)の方は、10年パスポートは申請できませんのでご注意ください。
未成年者がパスポート申請するときは?
未成年者のパスポートを申請する際は、申請書に法定代理人の署名が必要です。
また、18歳未満は「5年パスポート」しか申請ができませんのでご注意ください。
申請費用は12歳未満の場合は6,000円、12歳以上の場合は11,000円となります。
パスポートの申請まとめ
今回はパスポートの申請のやり方についてお伝えしてきました。
本記事の内容は以下の通りです。
- パスポートの申請は全国の窓口でできる
- 迷ったら10年パスポートを作っておけばOK!
- 申請と受け取りは早めに済ませておく
いつどんなタイミングで海外に行くことがあるか分からないので、海外に興味ある人はぜひ作っておいてくださいね!
今回はここまでです!それではよい旅を!